☆ 八重洲口の グランルーフ「光の帆」

広大な屋外空間にもかかわらず、
巨大な帆をかけることで
半屋外的な空間が生まれます。
その結果、日よけ、雨よけとともに
ある安心感をかなえながら、
どこまでも心地よい大きな開放感が
そこに集うひとを包み込んでいるのです。
その結果、
なんともいえぬ快い気分を
そこにいるひとたちに授けています。
もちろん、そんなことは
そこにいるひとたちが知るよしもないこと。
でも、建築というものは
そんな意図を隠しながらも
ひとびとに幸福感を与えるものなのです。
いいお天気に誘われて、
中庭のようなテラスに面した
シートを選び、
ひとりイタリアン。
昼から打合せで、
明日は諏訪経由で
現場に向かいます。
諏訪湖が一望できる
空中庭園の中庭が今回の私の
設計テーマ。
現場では
どれだけ作業が進行しているか
楽しみです。
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(2017/12/17)