☆ 守口の庄屋の築200年の旧家の調査、その三つの蔵とその改造計画
母屋には二つの土間があり、玄関部分ともう一つは中土間で、上部に小屋組が見えます。
☆ 守口の庄屋の築200年の旧家、
実測調査と改造案を計画中です!
東西に接道があり、母屋は東の通りに面しています。
この東の通りが豊臣秀吉によって造られた「文禄堤」で、
旧京街道 (大坂街道)でもあります。
西側の一段下がった道路部分はかつての旧淀川、
現在の淀川は約800m程も西側移動して新淀川となる。
敷地は約450坪と裏庭も含めると大きなものですが、
母屋の建坪が約80坪、蔵は大小含めた三棟の建坪は約40坪。
母屋は一階、中二階あわせた延べ面積は120坪、
中庭を挟んで建っている三棟の蔵も中二階。
母屋には二つの土間があり、
玄関部分ともう一つは中土間で、
上部が高い天井で小屋組が見ます。
庭は四つの中庭がありますが、
それぞれは迷路の様につながっています。
江戸時代後期に建てられた築200年の旧家、
四つ中庭を活かせる新たな可能性を模索中です。
.(2010/1/26)
築200年の母屋と三つの蔵と中庭のある家・現況の間取り
・築200年の母屋と三つの蔵と中庭のある家・改造案!! 10.02.09
まだまだ素案ですが現在検討中の案は,
そば懐石等々の店舗として貸す場合の提案として考えてるのは以下の内容です.
・中庭1,に水盤を作る(水盤は大屋根からの雨水を溜め、深さは5cmと浅いものです)
・現在の台所を土間にして三つの土間続きとし,中庭3まで通り抜け出来るようにする.
・中二階を一部分吹き抜けとして大屋根を見せる.
内部は極力開放的にして,中庭とは大きな開口部で開放的につなげる.
応接間あたりを厨房にする.
土間には,竃(おくどさん)をつくる.
・二つの蔵の間を通れる様にして,表の通りと中庭4〜3を通って裏庭,下の道路をつなげ,通り抜けれる様にする.
東西の通りから通り抜けできる街路空間をつくる(夜は閉めれるようにする.浴室は取り壊し)
これによって母屋と蔵の二つのグループに分けれる.
・母屋は飲食店関連.そば懐石等々.
・蔵三軒は,カフェ,雑貨屋,ギャラリー等々.
・西の道路からスロープで上がれる様にする.
下の現在の地下駐車場が10台程度,上に新たに作ればさらに15台程度できる.
これらによって裏の敷地の使い方も含め,通り抜けれる様に考え,
その方が人の流れがよくなると思います.
築200年の母屋と三つの蔵と中庭のある家・改造案間取り
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街路|通りに面した旧家 |
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通り庭|街路から裏庭へ |
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中庭1|広縁を見る |
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中庭2|中二階より |
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中庭3|通り土間より |
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中庭4|通り土間より |
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裏庭|蔵を見る |
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