☆ 27年前の記憶|1.17 大震災
あの瞬間、ゼロ歳の娘が間に寝ていました。
震災直下の団地の14階に住んでいて、建物が倒れそうなぐらい大きくゆれましたが、
何もなく無事だったのが奇跡のようでした。
間に娘をかばいながら、どちらに倒れるのかを覚悟した…ぐらい大きな揺れでした。
幸いにもそんなに大きく揺れだったのに、被害は、大皿が数枚割れただけでした。
ただ心に残った大切なことは、当時、娘がゼロ歳だったので、
声もかけた事がない多くの方々が、気を使ってくれたこと。
また深夜に、団地の近くの水道管破裂の湧き水を汲みに行って、
娘をお風呂に入れてやった生活が一ヶ月つづいた、
いままでそんな経験できない様な貴重な体験が出来たことは、不幸中の幸いでした。
住居はメゾネットで、西は神戸、東は大阪の両方が見渡せ、
かたや西はモクモクと黒い煙が上がり異様な風景でした。
一方の東の大阪方面は何もなかったかの様ないつもの風景で、
その違いのギャップを感じた大震災でした。
あれからもう、27年になるんですね。
多くの亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
.(2022/1/17)