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長居西の帰れない家

道路にはみ出ていた部分は削り取り,元の平屋建の長屋に改修しました.さらに快適な住宅へと,風と光の通りを良くするために中庭と坪庭をつくりました.

建物外観
居間,坪庭
キッチン
中庭
建物外観
中庭から道路を見る
居間
大きなスチールの回転扉
泉水の奥には窓があり、室内からも眺められます
長居西の帰れない家 建物外観 居間,坪庭 キッチン 中庭 建物外観 中庭から道路を見る 居間 大きなスチールの回転扉 泉水の奥には窓があり、室内からも眺められます

長居西の帰れない家|築82年の4軒長屋の2軒分を,風と光が通り抜ける住まいへリノベーション 0308

[CATEGORY] 狭小住宅 ビフォーアフター 

中庭と坪庭, 風と光が通り抜ける家


築82年の平屋の4軒長屋の2軒分をリフォーム.

この地域は戦争でも奇蹟的に焼け残り,度重なる増改築で家の住環境が悪くなり,一部は道路にはみ出ていました. そこで出ていた部分を削り取り元の平屋建の長屋に改修し,さらに快適な住宅へと,風,光の通りを良くするため中庭と坪庭をつくるために大改装することになりました.

中庭や街路空間に魅力を感じます.それは,内と外の接点ともいえる魅力ある曖昧で中間的な場所です. この家に中庭や坪庭といった外部空間をどこまで引き込む事が出来るのか...そこでこの家に風穴をあける計画となりました.

before ではこの家の床下に埋もれていた防空壕,泉水,思い出のお釜,お櫃,石臼,思い出の家具等々が続々と出てきましたが, これら全てを見事に生かせないかと色々と工夫して設計に取り入れることにしました.

after では防空壕は光のギャラリーへと,泉水は大屋根からの雨水の流れをつくり,一旦溜めて水盤として溢れ出た水は, 中庭に埋め込んだ石臼へと流れ込む,水の流れをつくりました.いわば天然の水琴窟の様なものとしました.

間取り
建物外観
建物外観
雨水は竹の樋を伝って桶に流れ落ち、
さらに中庭にある泉水へと流れていきます.
中庭から道路を見る
中庭から道路を見る.
中庭は前面道路との間の大きな引戸を開閉することで、
開放感が大きく変わります.
before の家から出てきた古い石臼.
after では土間に埋め込む.
和室
after:和室
正面の窓は、家から出てきた古いお釜を生かせる設計としました。
左の窓からは中庭の泉水が眺められます.
畳の下は全て床下収納の設計としました.
居間と坪庭
居間,坪庭.
外気は東西に突き抜けていく。
床にあるのはギャラリースペース.
居間
居間
居間の下の床下収納は引き出し式。
廊下の奥は寝室へと続きます.
キッチンの引き出し
キッチンの引き出しには、
​住み手の思い出のタンスの引出しを納めました.
坪庭へと風が通り抜ける
中庭’は、大きなスチールの回転扉により内部空間と繋がりを持ち、
‘坪庭’へと風が通り抜けます.
中庭
中庭
泉水にたまった水は溢れだし、中央の石臼に流れ込む.
いわば天然の水琴窟のようです.
泉水の奥には窓
泉水の奥には窓があり、室内からも眺められます.
床下から見つかった防空壕
before で床下から見つかった防空壕. 
防空壕はギャラリースペースに
after では,防空壕はギャラリースペースとしました.
大屋根の切り取られた部分が中庭
建物俯瞰
大屋根の切り取られた部分が中庭となります.

大改造!!劇的ビフォーアフター 帰れない家・関連リンク

間取り

建築概要

長居西の帰れない家・建築概要

所   在  大阪市住吉区
家 族 構 成  夫婦
構   造  木造平屋建
設 計 期 間  2003.05~2003.06
施 工 期 間  2003.06~2003.07
敷 地 面 積 15坪
建 築 面 積 34.50 m2
延 床 面 積 34.50 m2
各階床面積 1階 34.50 m2
地域・地区 第二種中高層住居専用地域

・主な仕上げ
外部仕上げ 屋根/日本瓦 一文字葺き
外壁/土、スサ入りセメント木ゴテ押え
中庭/坪庭/砂利洗い出し 一部石臼埋込み

・内部仕上げ 玄関/床:砂利洗い出し仕上げ リボスオイル
壁:土、スサ入りプラスター木ゴテ押え
台所・寝室/床:吉野杉フローリング リボスオイル
和室/床:縁なし畳
壁:土スサ入りプラスター木ゴテ
壁:土、スサ入りプラスター木ゴテ
天井:杉・化粧野地板

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