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中庭のある家づくり|Courtyard house


豊かな可能性を秘めた「中庭のある家づくり」
建築家として考える理想の家づくり・・・


内と外とがつながり、空気感がただよい、気配を感じる家づくりを目指します。
都心や市街地ではプライバシーも必要で、壁で囲われた中庭のある家はとても大切なスペースとなります。

大きな開口部を全開放することで、限られたスペースは内と外とがつながり空間は広がりいきいきとします。
そして、郊外や景勝地ではその壁はなくなり、さらに空間は広がり感をまして空気感や気配さえただよいます。


中庭や街路空間に興味があります。それは内と外の接点とも言える魅力ある曖昧な場所です。
生活にゆとりを持った中庭を取り入れた家づくり、間取り、開く可能性を持った家づくりを目指しています。

空気感や気配の感じる住まい、中庭のある家、素材感にこだわり風合いや居心地のいい家、内と外の繋がりのある中庭型の住まい。
魅力的な中庭のある間取り、構造的にも計画的にも安定した住まい、長く住んでいても飽きがこない開放的な居場所づくり等々、興味のある事は多いです。

どうしたらいきいきとした家づくりが出来るかが大きなテーマです。さまざまな環境やその場所の持っている力を引出す事を得意としてます。

環境といっても都市型、郊外型、田園型、景勝地等々、色々ありますが、その廻りの環境や風景が違う様に建て方もそれぞれの場所によって様々に違ってきます。
また色々な諸条件等によって方も変わって来ます。とくに中庭や街路空間との繋がりを重視したスペースをよくつくりますが、 やはりプライベート重視の都市型、郊外型に中庭が必要になってきます。

時には大きな扉や建具を開閉する事によって、その場所の性質を変えれるフレキシブルで、空間の変化を楽しめる様なスペースづくりを目指しています。


・中庭のある家づくりのポイント
https://www.court-yard.com/column_11.php

・家づくり・コンセプト
https://www.court-yard.com/column_10.php

・家づくり・原点
https://www.court-yard.com/column_3.php
スタッフの写真

水盤に映るスタッフのメンバー|逆瀬台の中庭と水盤のある家にて .20210909
 

 
水谷嘉信 YOSHINOBU MIZUTANI
水谷嘉信
YOSHINOBU MIZUTANI


水谷嘉信建築設計事務所
〒532-0011 大阪市淀川区西中島1-9-16、
新大阪ストロングビル801
TEL 06-6308-0524 FAX 06-6308-0625
E-mail:mizutani@archm.com
URL:http://www.court-yard.com/
一級建築士事務所
大阪府建築士会 会員


Courtyard House
Mizutani Achitect & Associates


SHINOSAKA-STRONG BLD.801
1-9-16, NISHINAKAJIMA, YODOGAWA-KU,
OSAKA, 532-0011, JAPAN
TEL 06-6308-0524 FAX 06-6308-0625


1980 大阪工業大学工学部建築学科 卒業
1980 渡辺豊和建築工房 勤務
1984 水谷嘉信建築設計事務所 設立
1986 地中海地域渡航(南ヨーロッパ,北アフリカ)
主に、都市と集落に興味を持ち半年間考察

2003 大改造!! 劇的ビフォーアフター匠として出演・匠の記録 2003.08.17
資格 一級建築士 古材施工技術師

さらに詳しくはこちら

受賞歴

1980  クボタ鉄工写真コンテスト1980 入賞
「生活のなかの建築」ー屋根・壁の構成ー[クボタ鉄工株式会社]
1990  旧伊丹郷町モデル住宅設計競技 入賞 「新・町屋」[伊丹市]
1991
 
スタジオカーサコンペ 入賞
「新・都市生活者の住まいー自然と共感する家」[西武百貨店] 
1999
 
第11回あかりのオブジェ展 入選 「テーマ部門ー堤灯」[岐阜市]
1999 国際“漆”デザイン展・99石川 入選 [石川県]
1999 第5回「倉敷まちかどの彫刻展」 入選 [倉敷市]
1999 第38回 京都デザイン大賞コンペ 伝統工芸特別賞 [京都市]
1999 第18回朝日現代クラフト展 奨励賞 主催/朝日新聞社協賛/阪急百貨店]
2003 第21回朝日現代クラフト展 入選[主催/朝日新聞社 協賛/阪急百貨店]
2009 中庭と水盤のある家中庭と大きなルーバーのある家 がそれぞれ
エアスタイルコンテスト2008 優秀賞・特別賞 を受賞いたしました
[主催/ダイキン工業]

スタッフ

水谷 由紀 YUKI MIZUTANI

1963 兵庫県生まれ

1988 水谷嘉信建築設計事務所

資格 一級建築士

福祉住環境コーディネーター

キッチンスペシャリスト

色彩コーディネーター
 

受賞歴

1990 女性の夢づくり・住まいづくり設計競技

「みんなで生き生きライフ(高齢者同居住宅)」 佳作

1991 国際女性の夢づくり・住まいづくり設計競技

「緑あふれて花やかライフ(自然と共生する住宅)」 最優秀賞

野中 一夫 KAZUO NONAKA

1976 滋賀県生まれ

1998 近畿大学理工学部建築学科 卒業

2016 水谷嘉信建築設計事務所

資格 一級建築士

馬 悠仁 MA YUIN

2022 中央工学校工業専門課程建築工学科 卒業

2022 水谷嘉信建築設計事務所

壽 勇哉 KOTOBUKI YUUYA

2022 修成建設専門学校 建築学科 卒業

2022 水谷嘉信建築設計事務所

中庭のある家づくりについて



『匠百件』ぴあ
『匠百件』ぴあ 2005 大改造!!劇的ビフォーアフター100軒記念・TAKUMI CATALOG より.20050430


開かれる可能性をもった家づくりを目指します. 

・これまでに手がけた建築設計
約6割が戸建て木造住宅で, 32軒. 中庭のある家をつくるのが得意で, 大阪の都市部を中心に数多くつくっています. 
その他にも, S造,RC造,混構造(木造+S造)なども手がけました.リフォームは戸建木造8軒,
うち1軒は築500年の旧家を改修.S造2軒,マンションリフォーム1軒,RC造の店舗も手がけました.

・家づくりに関して,施主にお願いしたいこと.
普段何気なく見過ごしてしまうようなことでも,固定観念をすて,少し視点を変えて工夫すれば,
新たな家の可能性が見えてくるものだと思います.新しい家の発掘作業を,ともに楽しみながらつくっていきましょう.

・リフォームにおける私の設計手法
『風と光の造形師』という呼び名を付けていただいたように,私は特に大阪の都市部においての設計を数多くしておりますが,
リフォームにおいても,小さな家であればあるほど外とのつながりを大切にします.
中庭であったり,小さな坪庭であっても,それらとリビングをつなげたり,また時には外の街路空間とつなげたり.
家の中にどこまで外部スペースをつなげられるかが重要で,それが風や光を取り込んでいきます.
いわば家に”風穴”を開けることになります.建具を開けた時には,その外部スペースは室内空間と一体的に使うことができ,
家に広がりをもたらします.このとき,可動間仕切りや可動家具が大きな役割を果たします.
小さな扉や家具は繊細に,大きな扉や家具は,劇的に内部と外部をつなげます.
ときに応じてそれらの”装置“を動かし.その時ごとに違った表情が出るような,そんな開かれる可能性を持った家づくりを考えています.

・番組に参加して印象に残ったこと
古いものを再生利用するというのが,番組の特徴の一つとしてあります.私の場合お釜を窓に使ったり,
石臼や泉水を中庭の演出に使ったりしました.普段何気なく見過ごすものでも,
突き詰めてひと工夫すれば非常に良いものもできるのだと感じ,あらためて身のまわりを見直すきっかけになりました.

・長く愛着の持てる家づくりの秘訣は?
家族の将来の変化にも対応できるような間取りや,先を見通した居場所づくりなどあまり使い方を限定せずに,
フレキシブルに対応可能な豊かなスペースづくり,広がりのある家づくりができれば自然と長く愛着が持て,
よりいっそう家族の絆も深まると思います.それが魅力ある,家づくりにつながります.

水谷 嘉信 YOSHINOBU MIZUTANI プロフィール

祖母の一言で目指すこととなった「建築家」への道

子供の頃からとにかく工作好きで、あれこれ身近な材料を使いながら夢中で様々な作品を作っていました。
小学生の頃、いつものように熱心に工作をする私を見て、祖母がポツリ・・・
「あんたは将来、建築家になりなさい。」
実家は商売をしていたものの、建築とは全く無縁。
どうすれば建築家になれるのか?その疑問と祖母の一言だけが脳内をグルグルと駆け巡り、方法論はわからぬまま、いつしか私の夢だけが膨らんでいったのです。
中学生になった私は、進路相談で初めて「建築家への道」について担任に相談。先生のアドバイス通り、高校は普通科に進学し、工業大学への進学で、初めて「建築」というものに触れることになりました。
とはいえ、予想外にも大学に入ってからの3年間は建築の本当の面白さを知るすべもなく、実際にその世界の面白さを実感し、のめり込むようになったのは、4回生の頃。ある建築家の先生との出会いがきっかけでした。

建築家として、私なりのphilosophyが芽生えた海外への一人旅

大学卒業後、建築家として活動し始め、独立して2年目に地中海地域渡航(南ヨーロッパ,北アフリカ)主に、都市と集落に興味を持ち、半年間考察のために一人旅を決意。
私が各地で目にした建築物は、今でもその光景がはっきりと目に浮かぶほど美しく見事なものでした。
そこに住む人々の知恵に溢れ、その土地の特性を活かしながら、街路とパティオ(中庭)をうまく取り入れ、ひとつの集落が見事な建築物として完成していたのです。
私が現在、自身がデザインする住空間に機能的、空間演出的に「中庭」というものを取り入れ、独自のphilosophyを築き上げた背景には、この海外建築物の考察が大きく影響しています。
 

● My Philosophy

環境を個性と捉え、ユニークな発想で新たな価値を創造する

樹々の揺らめき、風の音、やわらかな陽の光が映し出す影の造形・・
内と外が繋がりを持ち、空気が一体化するその瞬間、人は安らぎ、豊かさを感じ、こころを動かされます。
水谷嘉信建築設計事務所は、自然環境、社会環境によって様々な条件が設定される中にも、その土地が持つ個性、チカラを見出し、それらを余すことなく最大限に引き出すことに注力し、そこに住む人の日々の暮らしの中に自然との調和・感性に訴えかける普遍的な喜びを感じていただくことをテーマに、数多くのオリジナリティ溢れる住空間を提案して参りました。

無限の可能性を秘めた「中庭」
中でも、都市型狭小住宅や郊外型住宅など、様々な厳しい条件が重なり合う環境であっても、街路空間との関係性や「中庭」という中と外を繋ぐ魅力のある曖昧な空間を取り入れ、フレキシブルな建築構造に仕上げることで、可能性は無限に広がり、機能的でありつつも、ゆとりを感じる住空間を創り出すことは可能です。
私たちは、既成概念にとらわれないユニークな発想をもって環境をうまく取り入れ、そこに新しい価値を生み出すことをテーマとし、自然が生み出す「奇跡の瞬間」、「空気感」や「気配」など、人の感性にやさしく訴えかける家づくりを今後も追求して参ります。
 

● My house

私の家
・築年数/改装後12年
・構造/木造2階
・家族構成/3人
・家での過ごし方/自分の時間を大切にしています.
・気に入ってるところ/大きな多目的に使える高天井に広間があり,開放的に使えるところ.
また赤松の古材を再利用した大きな節の風合いのある幅広の床板と土壁.
 

● My Favorite Architecture / Architect

好きな建物と尊敬する建築家
地中海地域の街や集落.1つ1つは質素なデザインですが,それらが集まると力を持って1つの大きな建物のように見えるところ.
その街路空間や小さな広場,中庭.こういうヒューマンなスケールをもったスペース等の中庭などを参考とし,
外部空間として日本の家づくりの中に積極的に取り込んでいきたいと考えています.
・ルイスバラガン(メキシコの建築家),バラガンの中庭のある家
 

● My Favorite

その他好きなもの
・趣味、特技/照明をつくること。杢の単板を使うことが多いです.
・好きな場所/イタリアの広場や街路空間、中庭。京都の袋小路等.
・好きな本/人間のための街路、驚異の工匠たち、建築家なしの建築(B.Rudofsky).
・遊びに行く街/京都,神戸.
・食べもの、料理/日本料理.
・飲みのも、酒・お茶/紅茶.
・花、緑/大樹が好きです.
・車、バイク/レトロなボルボ240w.
・家具、デザイン/無垢の木による家具.オリジナルデザイン.
・映画/フェデリコ・フェリーニ,A・タルコフスキー.
・音楽/ジャズ,クラシック.

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