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背壁の家

日中は扉を開け放すと街路スペースへと変る.
家の中心である中庭に風と光が入り込み,白い背壁がこの家の背景となる.

外観
ブリッジより階段室を通して中庭を見る
ブリッジより階段室のある方向を見る
高さ4m のガラスサッシ
ブリッジより玄関、中庭を見る
居間と吹抜け
寝室より居間と外部空間を見る
庭は,扉を閉めるとプライベートな場所へ
エントランス
背壁の家 外観 ブリッジより階段室を通して中庭を見る ブリッジより階段室のある方向を見る 高さ4m のガラスサッシ ブリッジより玄関、中庭を見る 居間と吹抜け 寝室より居間と外部空間を見る 庭は,扉を閉めるとプライベートな場所へ エントランス

街路となる中庭型狭小住宅|背壁の家

[CATEGORY] 中庭のある家 狭小住宅 

街路のような中庭のある家 - 30坪の狭小地での試み


30坪の狭小地に中庭を設けて,こに開閉式の扉を設け外部の通りにフレキシブルに開かれるように出来る事がこの家の特徴です. 中庭はその街路の役目を果たし,その空間を街と個人で共有できないかと考えます.

ただプライバシーの確保も必要ですので,開け閉めすることにより空間の性格が変えることができる装置の回転扉や格子戸を設けました. この場所は内と外の中間的,縁側的な存在であってほしいと思います.

狭小地の限られた敷地においても,フレキシブルな性格を持たせた中庭のある場所を設けることで,奥行きを感じさせる事が出来る家づくりです.

中庭を設けることで開放的で開かれる可能性を持った魅力のある家です.

間取り
階段室を通して中庭を見る
ブリッジより階段室を通して中庭を見る.
階段室のある方向を見る
ブリッジより階段室のある方向を見る.
ブリッジより玄関、中庭を見る
ブリッジより玄関、中庭を見る.
高さ4m のガラスサッシ
中庭のある家のエントランスホールの高さ4m のガラスサッシ.
2階はゲストルーム
庭は,扉を閉めるとプライベートな場所へ.
2階はゲストルーム.
居間と吹抜け
居間と吹抜け.
左手が中庭のある場所へと続く.
2階ブリッジよりゲストルーム方向を見る
2階ブリッジよりゲストルーム方向を見る.
寝室より居間と外部空間を見る
寝室より居間と外部空間を見る.
中庭は奥行きのある街路空間に変わる
ファサードの扉を開けると中庭は奥行きのある街路空間に変わる.

背壁の家 - 街路となる中庭のある家

​都市という市街地の中で,建築をいかにつくるかに興味がある.
まわりの環境や与えられた条件の中で採りうる最小限の表現,
その手段,方法からのみ得られる最大限の豊かさ,
何らかの可能性や空気が感じられる空間,
場づくりに力を注いでいきたい.
そして建築が現在の都市の中で,どのような接点を見いだせるのかを探りたい.
「背壁」はそんな接点でもある.それはイメージである.古い遺跡のように形として残っていくものでもない.
都市の中に蓄積された不変なるもののイメージである.わたしの中の堅いよりどころである.
中庭あるいはむしろ取り込まれた街路の場所ともいうべき中庭と住居内部との接点,そこに「背壁」が立つ.
「背壁」はひとつづきの長い壁で白く塗られるが,建物の部分や日差しや人々の姿がさまざまに影を落とし,また消えるその色である.
住居は将来変化し,その機能も増殖していくだろう.
しかし,その時も「背壁」は常に新しい住居の地層として,住む人々の記憶に生きつづけていくに違いない.
(建築文化 1992.05)
街路となる中庭のある家
ostuni-イタリアの集落|中庭の様な街路空間
街路となる中庭のある家
背壁の家

間取り

建築概要

街路とつながる中庭のある狭小住宅・建築概要

所    在 大阪市西成区北津守
家 族 構 成 夫婦2人
構    造 木造(在来工法) 一部鉄骨補強
階    数 地上2階建
設 計 期 間 1989.09~1990.04
施 工 期 間 1990.05~1990.09
敷 地 面 積 30坪
建 築 面 積 55.47 m2(建蔽率 56.8%)
廷 床 面 積 91.08 m2(m2 積率 93.2%)
各階床面積  1階 48.02 m2 2階 43.06 m2
地 域 地 区 準工業地域,準防火地域

主な仕上げ  屋根/カラー鉄板(シルバー)瓦棒葺
外壁(中庭)/ラスモルタル下地 リシン木ゴテ押え
建具/アルミサッシ アルマイト
スチールサッシ及びドア SOP
ホール・LDK・洗面・ゲストルーム・ブリッジ/
床:アピトン縁甲板、ワックス
壁:AEP 天井:AEP 和室/床:畳敷き
壁:ジョリパット吹付 天井:AEP

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