☆ 街路となった中庭の白い壁「背壁」
市街地の中で、
建築をいかにつくれるのか。
まわりの環境の中で、
シンプルな表現によって。
その手段や方法から、
得られる豊かさ。
空気感や気配をも感じれる、
場づくりに力を注ぎたい。
そして、そのなかで、
どんな接点が見えるのか。
「背壁」は、
そんな接点でもあります。
それはイメージであり、
遺跡のようでもある。
都市の中に蓄積された、
不変なるもののイメージ。
わたしの中の、
堅いよりどころです。
中庭あるいはむしろ、
取り込まれた街路の場所、
中庭と住まいとの接点。
そこに「背壁」があり、
ひとつづきの白い壁です。
日差しや、人々の姿が、
さまざまに影を落とし、
また消える白い色です。
住まいは時とともに
変化して、
変わっていきます。
しかし、「背壁」は、
つねに新しい住まいの地層として、
人々の記憶に生きつづけることを願います。
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建築をいかにつくれるのか。
まわりの環境の中で、
シンプルな表現によって。
その手段や方法から、
得られる豊かさ。
空気感や気配をも感じれる、
場づくりに力を注ぎたい。
そして、そのなかで、
どんな接点が見えるのか。
「背壁」は、
そんな接点でもあります。
それはイメージであり、
遺跡のようでもある。
都市の中に蓄積された、
不変なるもののイメージ。
わたしの中の、
堅いよりどころです。
中庭あるいはむしろ、
取り込まれた街路の場所、
中庭と住まいとの接点。
そこに「背壁」があり、
ひとつづきの白い壁です。
日差しや、人々の姿が、
さまざまに影を落とし、
また消える白い色です。
住まいは時とともに
変化して、
変わっていきます。
しかし、「背壁」は、
つねに新しい住まいの地層として、
人々の記憶に生きつづけることを願います。
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間取り
建築概要
街路のような中庭のある狭小住宅・建築概要所 在 大阪市西成区北津守
家 族 構 成 夫婦2人
構 造 木造(在来工法) 一部鉄骨補強
階 数 地上2階建
設 計 期 間 1989.09~1990.04
施 工 期 間 1990.05~1990.09
敷 地 面 積 30坪
建 築 面 積 55.47 m2(建蔽率 56.8%)
廷 床 面 積 91.08 m2(m2 積率 93.2%)
各階床面積 1階 48.02 m2 2階 43.06 m2
地 域 地 区 準工業地域,準防火地域
主な仕上げ 屋根/カラー鉄板(シルバー)瓦棒葺
外壁(中庭)/ラスモルタル下地 リシン木ゴテ押え
建具/アルミサッシ アルマイト
スチールサッシ及びドア SOP
ホール・LDK・洗面・ゲストルーム・ブリッジ/
床:アピトン縁甲板、ワックス
壁:AEP 天井:AEP 和室/床:畳敷き
壁:ジョリパット吹付 天井:AEP