小学校、中学校、体育館プール校舎建替計画|中庭のある学校
兵庫県下の学校の建替計画.
約50年の歴史を持つ本学校は、教育方法や生徒数の変化に応じて、これまでにも校舎を始めとする様々な施設を新築、建替してきた。現在は、小学校、中学校、体育館、温水プール等の建替計画が進行中である
敷地は道路によって大きく二分されており、南側に小学校、北側に中学校、高校がある。それぞれの学校は完全に独立しているわけではなく、講堂、体育館、温水プール、ラーニングセンター等は共用の施設であるし、一部の教師は複数の校舎で授業を持っている。そのため、人の動きは大変複雑なものになっている
この計画では、基本的な構想として、複雑な人の動きの整理、安全性と利便性の向上を目的として、2階レベルの連絡橋で各施設を結び付けるという提案である...
中庭のあるスペースの大切さ...
小中学校の計画では、子供たちが日中の大半を過ごす場所と考えれば、くつろげる様なリビングや中庭の様な場所が必要になってきます. 人々が日常的に過ごすオフイスや工場においても同じ事で、快適なスペースづくりとしては、家づくりと何ら変わりありません.
そこに必要なものは、ただ詰め込まれただけの機能的なスペースだけではなく、ほんの小さなスペースだけでも、ほっとする様な抜ける、開放される様な場所が必要です. その一つ方法として中庭があるのですが、いかに作るかが重要になってきます.