都会から離れて、景勝地へと選択肢もふえ、郊外へと夢が広がりつつあります。心地よい季節には、空気感はすみずみにいき渡る魅力ある週末の家づくりへと変化します。
四季を楽しむ週末の家づくり、ウッドデッキで内と外とが繋がり、大開口を設けて空気感あふれる別荘のリノベーションです。内と外の連続感を演出し風景とつながり四季の風景を楽しめれる森の中の別荘です。
既存の別荘のリノベーションで、眺めが良いロケーションにもかかわらず、既設の開口部が普通サイズの為に開放感がなかったので、大開口を設けて快適にして欲しいとの依頼で改装となりました。
リビングには、南側と西側のデッキテラスに開かれた二つの大開口を設けて空気感や開放性のあるスペースに大改装してみました。リビングとデッキテラスの境界が曖昧になり、室内外の連続性が高まり、より広々とした空間を実現しました。
この別荘デッキ材はケボニーの材をふんだんに使っていいる事が大きな特徴です。ケボニー化という画期的な木材再生の技術です。ケボニー化とは、針葉樹材を硬くて磨耗や腐朽に強い広葉樹材のようなハードウッドに変える技術です。
ケボニー化処理は、天然性物質由来のフルフリルアルコールを木材に含浸させて木質内部でフラン樹脂を生成させるものです。日本ではまだ普及していませんが、普及することで価格も安くなり、日本の森の再生につながればいいと思います。
ケボニーの材を使用することで、サスティナブルな住宅を実現し、環境に配慮した別荘を目指しました。 森とつながる、サスティナブルな週末の家づくりです。
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